「議事録から自動作成」を使えば、お手元にある既存の議事録をAIに解析させることで、同様の形式や構成を持つ議事録を生成するための「要約テンプレート」を自動で作成できます。 このテンプレートを利用することで、定例会議などで毎回同じ構成の議事録を作成する手間を大幅に削減します。
テンプレートの作成方法
1.機能の選択
サイドメニューの「AIカスタマイズ」をクリックし、「要約テンプレート」タブを選択します。次に、「議事録から自動作成」ボタンをクリックしてください。
2.既存議事録の入力
「議事録プロンプトジェネレーター」というウィンドウが表示されます。
- テンプレート名: これから作成するテンプレートの名前を入力します。
- 既存の議事録を入力: テンプレートの基にしたい議事録のテキストをコピー&ペーストします。
入力が完了したら、右下の「作成する」ボタンをクリックします。AIが議事録の構成(タイトル、日時、参加者、決定事項、議題ごとの要旨など)を自動で解析します。
💡ポイント: 貼り付ける議事録の構成が詳細であるほど、より精度の高いテンプレートが生成されます。
3.生成されたテンプレートの確認と保存
AIの解析が完了すると、入力された議事録を基にした「議事録作成指示書(プロンプト)」が自動で生成されます。 この内容でAIが議事録を作成するようになります。
生成された指示書の内容を確認し、必要に応じて編集してください。
内容に問題がなければ「保存する」ボタンをクリックして、テンプレートの作成は完了です。
右のタブ「元の議事録を確認」から、プロンプトを作成するのに使った議事録を確認することができます。削除する場合は、左下の「削除する」ボタンからできます。
作成したテンプレートの使い方
保存した要約テンプレートは、文字起こしファイルの「AI要約設定」から利用できます。
文字起こしが完了したファイルから要約する場合
- ファイル一覧から文字起こしが完了したファイルを開き、右側の設定パネルから「AI議事録の作成」をクリックします。
- 要約の種類から「カスタム要約」を選択します。
- ドロップダウンメニューが表示されるので、今回作成したテンプレート(例:「テスト社営業部定例会」)を選択します。
設定後、AI要約を実行すると、指定したテンプレートの形式に沿って議事録が自動で生成されます。
文字起こし開始時に設定する場合
音声ファイルをアップロードして文字起こしを開始する際の「議事録設定」で利用できます。以下の手順に沿って設定します。
AI要約を有効にする
設定画面で「AI要約自動作成」のスイッチをオンにします。
カスタム要約を選択する
要約の種類から「カスタム要約」を選択します。
テンプレートを選択する
右側に表示されるドロップダウンメニューから、利用したいテンプレート(例:「テスト社営業部定例会」)を選択してください。
上記の設定を行うことで、文字起こし完了後、選択したテンプレートの指示書(プロンプト)に基づいた議事録が自動で生成されます。